国立大学医学部 Part 2

ホーム > Gno-let > Gno-let27 > 国立大学 医学部 Part2



青木(あおき) 杏奈(あんな) さん(東北大[AO入試U期]・白百合学園) 宮ア(みやざき) 克洋(かつひろ) さん(東北大・開成)

医学部志望の動機
宮ア: 中学3年の時に腕を骨折して手術を受けました。この時、痛みがきれいに取れた医師の処置に感銘を受け、「大学で本格的に医学を学びたい」と思いました。
 私は全身麻酔を2回受け、2回とも吐き気に悩まされました。母にも全身麻酔の経験がありますが、全く吐き気は起こらなかったようです。同じ麻酔だったのに、人によって差が出ることにも関心を持ちました。
青木: 私は中学の調べ学習で再生医療に興味を持ったのがきっかけです。「自分もこういう研究をしてみたい」「現在は治せない病気を治す方法を見つけたい」と思いました。
 今のところ研究に興味がありますが、将来は臨床に行きたくなるかもしれません。
グノーブル入塾のきっかけ
青木: 私は中学入学前のスタートダッシュ講座*1から通い始めました。母親に勧められて参加して、授業の雰囲気やスタイルが気に入ったのでそのまま通い続けました。
 私は小学校から女子校ですが、学校にはわいわいする雰囲気がありませんでした。一方、スタートダッシュ講座ではとても盛り上がって、「楽しいな」と思いました。
宮ア: 高1の9月に英語で入塾しました。青木さんと同じく両親の勧めがきっかけです。
 実は高校に上がる前にフレッシャーズ講座*2を受けました。フレッシャーズ講座は少人数で、先生がバンバン当ててくれたのが気に入って、入塾を決意しました。ただ、9月までは運動会で忙しく、腕の骨折もあったので、「通うなら秋から」と思っていました。
 他塾の講習も受けたことがありますが、グノは授業が始まるとすぐに夢中になれるし、解説が丁寧で明快でした。授業後の達成感が違いました。
*1 スタートダッシュ講座:新中1対象の講座(2〜3月に開講)。
*2 フレッシャーズ講座: 新高1対象の春期講習。
グノーブルに通う時の気持ち
宮ア: 「今日も集中して頑張ろう」と気を引き締めて通っていました。
 高3の運動会の時は大変でしたが、グノは休みたくなかったので、遅刻しても通っていました。振替制度は本当に助かりましたし、コロナ禍で出席できない人のための映像授業も活用していました。
青木: 6年間続けて、グノにはいつも楽しく通っていました。
 中学生の頃は、初めての単元を学べる楽しさや、できなかったことができるようになるのもうれしくて、毎回楽しみでした。
 高校生の頃は、毎週先生が用意してくださる英文にバリエーションがあって、「今週はどんな文章を読めるのかな?」とワクワクしながら通っていました。
学校でのグノーブルの話題
宮ア: あの問題が難しかったとか、グノのクラス分けテストのことはよく話題にしていました。
青木: 私の学校にはグノ生が多く、グノ生同士が廊下に集まって盛り上がることが多かったです。
 高3の時は、サミングアップが話題の中心で、「今週のは難しかったよね」と話したり、点数が悪かったら慰め合ったりしていました。
* SUMMING-UP LABORATORY:高3の英語(読解)で毎回実施される英文の要約演習。一人ひとりの答案は担当講師が添削・採点して返却。音声教材も完備。知的にレベルの高い「読解力」の土台を築けるばかりではなく、「聴解力」「作文力」「話す力」や「プレゼン力」も鍛えるグノーブル独自の仕組みです。
グノーブルの英語
宮ア: グノに通って英語は本当に伸ばせました。その理由はグノの音読だと思っています。
 音読を習慣化できたことで、まず、英語の語順のまま前から解釈できるようになりました。読むのが格段に速くなりました。
 音読といっても、グノで勧められるのはただの棒読みではありません。授業の解説でしっかり理解できている英文を、自分がスピーチするように意識しながら読むのが大切だと言われていて、GSLも使いながら頑張ってやっていました。
 音読は口に出す作業が増える分、黙読よりも頭を使うので、これも良かったと思います。結果として、速読できる上に内容を精読できるようになって、力がついたのを実感しました。
 高3になると、グノの場合、毎週英作文の添削をしてもらえるので、このおかげで英作文の力もグッと伸びました。全国模試の第1回でライティングがボロボロだったのに、第2回ではスペルミスの減点くらいで済みました。将来論文を書く際にも有利になると思っています。
青木: 私の場合、中1からずっとグノで習っていたので、急に伸びたという時期はありませんが、いつの間にか英語が得意科目になっていました。
 私も、速く正確に読めるようになったのは音読の習慣化のおかげだと思っています。
 それから、英単語のイメージを大切にするという覚え方も良かったです。グノでは、単語の語源や日本語との違いも解説してもらえるので、英語を生き生きと読めるようになりました。
 高1から受け始めた全国模試でも結果が出ていましたし、それから、高2で英検準1級を受けた時、対策する時間がなくてぶっつけ本番でしたが、問題なく受かりました。
 今は大学の課題で、英語で書かれている生物の教科書を読んでいます。グノで習った接頭辞や接尾辞、語幹の知識がすごく役立っています。未知の単語でも推測しながら読めるので助かります。
 単語帳は学校で配られて定期試験に出るので、「やらざるを得ない」と思ってパラパラと見ましたが、グノで身につけたことの確認をする程度でした。ですから、単語帳は今でもきれいなままです(笑)。
 他塾に行っている人たちが分厚い単語帳を必死でずっと見ているので、「私は大丈夫かな?」と思ったこともありました。でも、グノできちんと授業を受けて復習していたら、そういう子たちに後れを取っている感じにはなりませんでした。
 語彙力を上げるというと、多くの単語を覚えればいいと思いがちですが、語源を意識していくことが大切なのだと思います。単語の成り立ちが分かっていると、英語としてのイメージもつかみやすくなるし、いろんな単語がつながっているのも見えてきます。
宮ア: 高1までは単語帳を使った勉強をしていましたが、単語帳は覚えても片っ端から忘れるし、グノでの勉強で効果が上がると実感できたので、高2からは使わなくなりました。学校から配られた単語帳の単語が定期試験に出るので、パラパラと見るくらいはしましたけど。
 受験した東北大の英語は、「単語帳の暗記では太刀打ちできない」と青本に書かれていますが、グノで教わるような語源や文脈からの類推力が大切なのだと思います。大学側は、誰も知らない単語の知識を聞いているわけではないと思います。
青木: グノでの勉強は、受験英語を超えて役立つのを今実感しているところです。
 私はAO入試だったので、今は、大学の入学前研修で多文化や他民族について学んでいます。アフリカの大学の先生が授業をしてくださるのですが、グノで読んだ文章と重なる内容があって、「これはグノでやったことだ」と知識がつながっていきます。
 海外の文化は学校の普通の授業を聞いているだけだと分かりません。でも、グノでいろんな種類の文章を読んでいたおかげで、そういう海外の話を聞いた時もすんなりと理解できます。
宮ア: グノで扱った英文はいろいろなジャンルにわたっていたので、いつも「今日はどんな話題だろう」と、授業を受けるのが楽しみでしたが、それだけでなく文章に関連した雑談も大好きでした。
 先生たちは、英文の背景の話も生き生きと話してくださるので、それでクラスのみんながクスッと笑ったり、「おぉ」と思ったりできて、緊張感のある中でも楽しめる授業でした。
* Gnoble Sound Laboratory:中1から高3までの6学年すべてに毎週用意されているオリジナル英語音声教材。合理的練習法(ワークアウト)も確立されており、英語が得意なグノーブル生の土台を築いています。
グノーブルの数学
宮ア: セルフチェックシートが特徴的でした。
 学校の宿題で数学の問題を解くと、できたかできなかったかで○×をつけて終わってしまいます。
 一方、グノのセルフチェックシートだと、「ここまでできて、ここで計算ミスをしてしまった」というように振り返ることができます。「自分がどういう計算ミスをしやすいか?」といったミスの知識を集積できて、それを次に活かせます。
 自分の思考を客観視できることの大切さが実感できたので、同じことを化学や物理でもやっていました。物理の先生からも、問題を解いたあと、それを自分で説明できるかどうかをチェックするようにと言われていました。グノでは数学でも物理でも同じ指導方針なのだと思います。
青木: グノの数学で一番印象に残っているのは先生の手書きプリントです。先生のプリントは全部手書きだったので、先生の頭の中がプリントに書かれているんだと強く思えました。
 高3の夏まで模試の数学の偏差値がひどくて、「数学を諦めなくては」と思ったほどでした。でも、「これまでのプリントをもう一回全部やってみよう」と決意してやり直したことで変われました。
 やり直すにあたっては、自分なりにフローチャートを作って、「こういう問題に対してはこういう武器」と作戦を練っていきました。そのうちに、自分が突破しなければならない関門が具体的に見えてきて、戦略的な思考が鍛えられました。
 セルフチェックシートには、先生がアドバイスをたくさん書いてくださいました。シートが真っ赤になるくらい、私が自分では気づけないことを指摘してくださったし、アドバイスは次に活かせるものばかりでした。
 グノの数学はクラスの人数が多くないので、全体に向けての解説と一人ひとりへの解説の両方が発信されて、とても充実していました。
 グノは数学もとても良いので、いろんな人におすすめしたいです。
宮ア: 本当にそのとおりで、グノの数学はおすすめです。
 先生がクラスごとに全員分のセルフチェックシートを確認して、宿題の出来状況や、後期のテスト演習の答案の出来状況を見た上で、解説を変えてくださいます。例えば、みんなができているところはさっと解説して、みんなができていないところは丁寧に解説するなど、臨機応変に対応してくださいました。
 私も手書きプリントの解説には助けられました。パソコンで打った文字とは違う趣がありましたし、何よりも分かりやすかったです。見た目の印象から、パソコンで作られた解説の5倍くらい分かりやすさが違います。
青木: 手書きだと、先生が強調したいところも分かりやすいです。例えば、繰り返されているところがあると、「先生はここを強調したかったんだ」と伝わってきます。
* セルフチェックシート:高2文系数学、高3数学で生徒自身が宿題終了後に記入するシート。解けた問題には「どう解いたか」、解けなかった問題には「何ができなかったか」などを記入。自分の傾向や理解度を分析して客観視し、次のステップへとつなげるグノーブル独自のツール。
グノーブルの物理
宮ア: 本当に物理は苦手でしたが、ν(ニュー)クラスで受講して、物理の力を根本から伸ばしてもらえました。
 先生は一人ひとりの苦手なところを把握してくださって、問題を解説する時には、その分野を苦手にしている生徒が根本から理解できるように工夫してくださいました。苦手問題の時にはよく当てられましたが、そういう授業だったからこそ、土台がしっかり整いました。
 授業の題材では入試問題が網羅されていたし、もちろん解説も充実していたので、応用力もつきました。たまに、α(アルファ)クラス同様に物理の歴史を絡めて説明してくださることもあって楽しめましたし、とっつきやすかったです。
* グノーブルの物理はν(ニュー)とα(アルファ)に分けられている。ν(ニュー)クラスでは厳選された入試問題を掘り下げながら物理法則の理解を深めていく。α(アルファ)クラスでは歴史的な物理実験や科学者のたどった推論を元にしたオリジナルの教材を使い、科学者たちの研究を追体験しながら理解を深めていく。
グノーブルの先生
宮ア: メールでも質問や相談ができたし、授業後に質問しにいっても、嫌な顔ひとつせずこちらが分かるまで教えてくださる先生ばかりでした。
 受験では「この先生についていけば大丈夫だ」という人がいるのといないのとで全然違います。そういう意味ではグノの先生は全員信頼できました。安心して受験できたのは先生たちのおかげです。
 苦手分野でひどい答案を提出したとしても、先生がいつも「粘り強く」とコメントを書いてくださって、それが本当に励みになりました。
 過去問の添削も丁寧で、受験にも安心感を持って臨めました。
青木: 私は6年間通ったのでいろんな先生に出会いました。どの先生も個性があって、それぞれのスタイルをお持ちでしたが、アットホームで生徒思いのところは共通でした。いつも、「一人ではない」という気持ちにしていただけました。
 特に中学の数学でお世話になった先生は、「今日はどうだった?」とか「学校はどう?」などと話しかけてくださったのがうれしかったです。
 数学は決して得意ではありませんでしたが、中学からずっと好きだと思えたのはグノの先生たちのおかげだったのだと思います。
グノーブルの受付
宮ア: 受付に入るといつでも温かい雰囲気でした。気持ちよく挨拶してもらえると、「今日も頑張るぞ」という気持ちになれます。
 講習のたびに受講クラスを変更していましたし、追加の申し込みをする時にも、いつも気持ちよく対応していただけて、感謝しかありません。
青木: 私も事務の方が親切だったのが印象的でした。授業後に雨が降っていて傘を借りに受付にいった時も本当に快く貸してくださいました。皆さん本当に親切でした。
後輩へのアドバイス
青木: グノに全幅の信頼を置いて本当に大丈夫です。
 英語は先生に言われたとおりにきちんと音読して、数学は与えられた課題にきちんと取り組んで復習してください。そうすれば必ずできるようになります。
 逆に、ちょっとでもサボると周りと差がついてしまいます。きちんと言われたことをしていれば、成果が出るまでには数か月かかることもありますが、絶対にできるようになります。
宮ア: 分からないことを分かるようになるまで先生に質問しまくってください。勉強の質問だけでなく、不安なことでも何でも相談すれば、先生方が励ましてくださいます。
 生徒一人ひとりを先生が見てくださるのはグノだからこそです。それを徹底的に活用しましょう。



ホーム > Gno-let > Gno-let27 > 国立大学 医学部 Part2