国立大学医学部
荒田 峻希さん(北海道大・駒場東邦) |
井上 拓海さん(東京医科歯科大・駒場東邦) |
佐藤 一舞さん(東北大・世田谷学園) |
自粛期間中について
佐藤:4月と5月は学校も休校だったので、グノの映像授業を勉強のペースメーカーにして、何とか受験勉強をしていました。
グノの映像授業はとても充実していて、メールを使って添削も毎週してもらえたので、僕も「これについていけば大丈夫」と思い勉強に力を入れていました。
僕の場合、後半も映像授業を利用することが多かったのは、先生の熱意が画面越しでも伝わってきたからです。聞き逃しても前に戻れたのも便利でした。
もちろん、生の授業は緊張して受けられるメリットがあって、映像と生のどちらにも捨てがたい良さがありました。
井上:4月と5月は、友達とLINEで通話して勉強のモチベーションを保ったり、精神面を安定させたりしていました。
僕は対面授業の緊張感が好きだったので、休講期間が終わってからはすぐに通塾に切り替えました。マスクをしている以外は普段と変わらない感じだったので、特に何か不便を感じたことはありませんでした。
荒田:僕も、自粛期間中1日1回はLINE通話で友達と話していました。
勉強面では、結構サボるほうなので、グノの映像授業と添削課題の提出を大切にしていました。
休講期間中でも、グノの映像授業はとても充実していました。いつも情報が多くて、理解しながら書き写すのはなかなか大変でしたが、映像授業の場合は止められるし、自習の時間が増えた状況だったので、充実した映像授業を提供していただけたのはありがたかったです。
医学部志望の動機
荒田:もともと両親が医者で、小さい頃から医者になることを意識していましたが、高校で進路を決める時は他の仕事もいろいろ考えました。
結局、人助けになる仕事で、かつ頭を使う仕事をと考え、「医者になろう」という結論に至りました。医師免許を取れたら、その先についてはあとから考えても良いと思っています。
医者になることに関して、両親からのプレッシャーはありませんでした。勧められたことも全くありません。僕は3人兄弟で、兄と姉もいますが、ふたりとも文系の学部に進学しています。
井上:医学部に入ろうと決めたのは高3の秋です。「懸命にコロナと闘っている医師の姿はかっこいい」と純粋に思えたのがきっかけです。
佐藤:僕の場合、中2の時の祖父の闘病がきっかけです。祖父を診てくださった担当医の姿に、「医師の責任は重い」と感じましたが、同時に「重い責任を担うことになっても人の健康を支えたい」とも思いました。
グノーブルに入ったきかっけ
佐藤:中2の春に入塾しました。
周りの友達がグノに通っていたので、一緒に英語の講習を受けました。他塾とも比べましたが、グノの授業が一番気に入ったのと、グノに通っている人の英語力が伸びているのを見ていたので、「ここなら自分も伸びる」と確信しました。
荒田:僕は高1の夏からです。
部活の友達の多くが高校進学後に塾に入って、中でもグノに入る人がたくさんいました。先輩にもいろんな話を聞いた上で、「英語はグノがいいかな」と思いました。駒東では、「英語といえばグノーブル」というイメージがあります。
井上:グノに入ったのは高2になる前くらいです。
グノに通っている友達が楽しそうに英語を勉強していて、そこに魅力を感じました。荒田君の言うとおり、「英語といえばグノーブル」というイメージがありましたし、実際にグノに通っている人は英語の成績が良かったです。
学校でのグノーブルの話題
佐藤:要約*が難しかった週は、よく友達とそれについて話題にしていました。わからないところがあった時など、グノーブル生がお互いに教え合うこともよくありました。
井上:駒東ではグノの先生のまねが流行っていました(笑)。グノに通う友達同士で要約のこともよく話題になっていましたし、興味深い英文の内容で盛り上がることもよくありました。
荒田:確かにグノの先生のまねをする人が多かったです(笑)。
それに、グノの英語に通っている人たちは、みんなグノの授業を楽しんでいたし、演習にも真剣に取り組んでいたので、グノで読んだ英文のことや授業のことが共通の話題になっていました。
学校で扱う英文がグノの英文と関連していることに気づいた時には、「この話はグノで扱ったのとつながっているね」「このテーマは前にグノでやったよね」と盛り上がっていました。
*SUMMING-UP LABORATORY:高3の英語(読解)で毎回実施される英文の要約演習。生徒一人ひとりの答案を担当講師が添削・採点して返却。音声教材も完備。知的にレベルの高い「読解力」の土台を築けるばかりではなく、「聴解力」「作文力」「話す力」や「プレゼン力」も鍛えられるグノーブル独自の仕組みです。
英語力の伸びと音読
荒田:もともと英語は得意でしたが、グノに入ってさらに伸ばせました。
伸ばせた理由のひとつは、グノで触れる英文が豊富だということです。高3の授業では1回の授業で3つとか、4つくらいの英文に触れられます。学校の場合、1回の定期テストまでで、多くても3つの英文しか扱わないのと比べると格段の差です。
グノの宿題の中心は、扱った英文を体に染み込ませるぐらいに読み込むことです。この習慣で読むスピードは飛躍的に上がりました。入試の過去問を読む時も、英語は時間配分に余裕を持って取り組めました。
井上:僕の場合は、英語は特に得意な科目ではなかったのですが、グノに入ってから成績が上がり始め、受験期には得点源になっていました。
読むスピードが上がると、より深く内容を理解することに頭を使えます。
特に医科歯科大の英語の問題文は長いので速読力は大切です。
佐藤:僕は中2からグノに通っていたので、英語は比較的得意でした。
毎週あの量を読むのは学校ではできないことで、グノのおかげで長文に対する耐性がつき、中学の頃から英語が得点源でした。
大学受験が近づいてきた時は、勉強への集中力も上がっていたので、さらに英語力が伸びていると感じていました。
復習では、1日に1時間くらいかけて音読していました。音読は返り読みができないので、英語のまま読んでいく力をどんどん鍛えられます。
荒田:僕の復習方法も音読でした。始めたのは高2の秋ぐらいからなので遅めでしたが、それ以降は毎日30分と決めて取り組んでいました。
受験期には他科目の勉強を優先せざるをえない日もありましたが、それでも音読しない日が続かないようにしていました。
音読を毎日やっていると一部の英文は覚えてしまいます。また英文のリズムや、英文の組み立てにどんどんなじんでいくと、初見の英文でもスラスラ読めるようになります。難しい言い回しでも、それが頭に入ってしまっていれば、サラッと読めるようになります。
井上:僕はあまり時間を決めていませんでしたが、自分が好きな時に声に出してグノで扱った英文を読んでいました。日本語に変換しないで、英語のままで解釈していくことを意識していました。
音読の習慣で英語を理解するスピードは格段に上がりました。分量が多くても、共通テストのレベルなら一読しただけで大体頭に入ってくるようになりました。
グノーブルの英語
荒田:高2までは全然受験を意識していませんでした。週1回楽しいからグノの授業を受けに通うという感じでした。
高3になってからは学校の友達と一緒に通うことが楽しみに加わりましたが、高1の頃は同じクラスに学校の友達はいませんでした。それでもグノの授業は楽しかったです。
佐藤:高3になってからは、受験を意識するようになったし、毎回の添削での点数も気になりましたが、グノの授業が楽しいというのは中2からずっと変わりありませんでした。
それは先生が、受験での点の取り方よりも、扱う英文の楽しさを中心に解説をしてくださっていたからだと思います。英文の背景や周辺の知識を先生が楽しそうに語ってくださったので、こちらも興味を持って聞けました。
グノの授業では、その時、話題になっているニュースもよく教材になっていたので、「英語で社会について知る」という視点が身につきました。
井上:グノに入ったのは英語の成績を上げたかったからでした。それが段々、「今日はどんな新しいことを学べるのかな?」というのが楽しみで通うように変わっていきました。
気がついたら、「楽しみながら集中する」という姿勢が僕の中で確立されていました。
高3になって大学受験のことを意識し始めた時にも「集中して自分の頭で考える」という姿勢ができていたので、そんな姿勢で要約に取り組んだり、長くて面白い英文をたくさん読んだりしていました。
入試本番でも同じ姿勢で取り組めました。本番だからという緊張とか苦労も感じずに、英文の内容をしっかり理解しながら読めました。
荒田:グノの授業では、受験に必要な知識だから暗記しなさいと言われることは一切ありません。
例えば単語帳の暗記もありません。
グノは新出の英単語があると、すべて語源から解説してくれます。そういう解説は聞いているだけでも興味深いし、面白いと思えるものは覚えやすくなります。
テストで知らない単語が出てきても、グノで教えてもらった見方をすれば、意味を類推したり、言い換えを見抜きやすかったりします。
中学の時から学校では単語帳をテスト対策として使っていましたが、受験期には単語帳には触れずに、グノの英文を読むだけで英語力を向上させていくことができました。
井上:グノに入る前は、英語の勉強のために単語帳を使うのは当然だと思っていました。
グノに入ってからは、その常識が覆り、大学受験を終えるまで単語帳には時間もエネルギーも使わずにすみました。
佐藤:僕も高3では単語帳を全く使っていませんでした。
グノーブルの数学
佐藤:数学は高1からです。先生が手書きで書いてくださる解説や解法のプリントがとても見やすくて、「グノのプリントじゃないとわからない」くらいの気持ちになりました。
受験に出る数学のパターンもそのプリントにほとんど網羅されていたので、それが軸になって僕の中に数学が体系化されたと思っています。もちろん、本番でも力を発揮できました。
セルフチェックシート*では、自分ができなかったところを振り返って記入するので、自分のミスを風化させず糧にすることができました。
1回解いてわからなかった問題について、解説を見て終わりにするのではなく、「どうして自分がわからなかったのか?」を分析し、その問題だけでなく他の問題でも応用できるように対策を書いておきます。
こうして書きためたセルフチェックシートは、自分の間違いを振り返る材料になります。
それから、質問を書いて先生に提出すると、丁寧なコメントをつけて返していただけるので、それも励みになりました。
*セルフチェックシート:高2文系数学、高3数学で生徒自身が宿題終了後に記入するシート。解けた問題には「どう解いたか」、解けなかった問題には「何ができなかったか」などを記入。自分の傾向や理解度を分析して客観視し、次のステップへとつなげるグノーブル独自のツール。担当講師が目を通しコメントをつけて返却しています。
医学部の面接
荒田: 北大医学部の面接対策はあまりしていませんでした。「対策しよう」とは思っていましたが、他科目の準備もあったので手が回りませんでした。
試験当日、自分の番を待っている間に、自分の考えをいろいろ書き出すという準備をした程度です。
面接官からは調査書に基づいて、部活のこと、学校での人間関係、家族との関係など、たくさん聞かれました。医師としての適性が見られているという感じだったと思います。
井上:医科歯科大では、初めに「1分間の自己紹介をしてください」と言われました。それが終わったあと、面接官3人から、ひとつかふたつ質問されました。
質問内容は「最近の医療問題で気になっていることはありますか?」などです。「こういうことを聞かれる」というのはわかっていたので、あらかじめ考えていましたし、学校の先生に模擬面接をお願いして1回やっていただいていました。でも、あまりガッツリと対策をしていたわけではありませんでした。
佐藤:私立大学の医学部も受けたので、大学ごとに志望動機をまとめたり、自分の趣味などについての質問を想定して回答を用意していました。
東北大は面接点が200点で結構重要ですが、どういうことを聞かれるかは決まっていたのでその準備はしていました。例えば、友人間の問題について話されて「これに対するあなたが考える問題点と解決策を答えなさい」とか、四字熟語が提示されて「これに関してあなたの経験と考えを述べなさい」とかです。
後輩へのアドバイス
荒田:難関大学を目指す人たちは、受験期に入る時には英語の力が完成に近い人も多いはずです。そういう人が「英語の力を維持したい」とか、「さらに英語の力を伸ばしたい」と思うならグノが最適です。
グノでは1週間に1回でも、結構な量の英文に触れられるし、充実した解説を聞けるので、「グノの授業と教材だけをやっていれば英語は大丈夫」という安心感が持てます。
僕も、学校でいろいろ教材を配られましたが、それらに触れなくても受験を突破できました。グノで英語力を培ってきた人は、英語はグノに絞って、別の教材をやる時間を他の科目に充てたほうが良いと思います。
井上:受験ではとにかく英語と数学が重要でした。
英語に関しては、グノの授業をしっかり理解した上で、ノートを見直して必要な知識を身につけ、音読を1年間ずっと続けていれば、本当に十分な力がつきます。単語帳にも他の問題集にも手を出す必要はありません。徹底的にグノのことだけをやり続けてください。
佐藤:同意見です。英語に関してはグノから毎回良質な教材が提供されるので、その復習をすれば十分です。
数学もグノを信じて絶対大丈夫です。典型的なパターンを通して受験の数学が体系化されるので、とにかくその教材を復習すれば相当な力が身につきます。
英語にしても数学にしても、グノでは復習がとても大切です。