東京大学文系 Part 2
今井 ちひろさん(文U・渋谷教育学園渋谷) |
杉崎 晃太さん(文T・駒場東邦) |
鋒山 凌也さん(文U・筑波大学附属駒場) |
山田 結衣香さん(文U・女子学院) |
自粛期間中について
今井:
受験勉強を始めた頃は、一人で勉強することに少し不安を感じていました。でも自粛期間中に、意外と家で勉強する習慣がついたので、その面での不安が解消されました。
ただ、友達の進捗状況がわからなかったことが不安材料になりそうだったので、ライバルでもある友達と頻繁にLINEで連絡をとって、お互いに近況を聞いてモチベーションを保っていました。
前日の夜とか当日の朝に必ず1日のスケジュールを決めて、スケジュールどおりに行動するようにしていました。
それから、ストレスをためないように時々親と会話をしていました。
杉崎:
僕の学校は、高3生が5月の体育祭に力を入れます。前年から体育祭に向けて頑張り、体育祭が終わったら切り替えるというのが伝統で、例えば、自分の組の色に髪を染め、体育祭翌日から坊主にして勉強モードに入る、という人もいます。
その体育祭がなくなったのはショックでしたし、どこで区切りをつけて勉強に集中すればいいのかがわからなくなってしまいました。でも、模試は予定どおりに実施されるようだったので、それをモチベーションになんとか気持ちの切り替えをしました。
友達とはLINE通話を使っていろいろ喋っていました。
山田:
私の場合、いろいろ事情があって高2の2月末に文転しました。そのため、コロナ禍で登校できなくなったことに対しては、「これを好機にしよう」という気持ちでした。家にいなくてはならない時間を、全然進んでいなかった地歴の勉強にほぼ費やしました。
私は周りの人たちと状況が違ったので、「友達の話を聞きたい」「友達と話したい」とは思いつつ、周りの人から「これだけやった」と聞いて焦ることへの恐怖もありました。だから、友達と話すよりも、親に全部ぶつけて、受けとめてもらっていました。
鋒山:
僕はもともとかなりインドア派なので、ずっと家にいるのは快適でした。
映像授業は、一時停止して内容をじっくり考えてから次に進める点で自分には合っていました。
学校のオンライン授業で普通に会話ができたので、他の人とのコミュニケーションをとれていないわけではありませんでした。
グノーブルに入ったきっかけ
鋒山:
周りの人たちは中学入学後すぐに塾に通い始めていましたが、僕は、入学後すぐに勉強する気にはなれませんでした。
冬が近づいた頃に塾に通う気になり、グノの説明会に参加しました。宿題が少なめで、授業で学習がある程度完結するということで、グノに魅力を感じました。その時の体験授業も面白くて、雰囲気も良かったので、中1の冬から英数で入塾しました。
国語の受講は高校生になってからです。
今井:
私は中2の冬から英語を習い始めました。たまたま仲の良い友達が通っていて、その友達が「授業が面白いよ」と勧めてくれたのがきっかけです。
他塾の体験授業にも参加してみましたが、先生からの一方通行な授業でした。一方、グノは生徒と先生のやりとりで授業が進むし、アットホームさがあって良かったです。
もうひとつ理由があって、グノの指導方針が学校の方針とかなり似ていて、音読・リスニング・多読を重視している点が「自分に合っている」というのも決め手でした。
杉崎:
もとからグノに通っている友達が多く、先輩も強く勧めてくれたので、高2の春に入りました。
僕は「もう少しあとでもいいかな」と思っていたけれど、あとになるほど入塾が厳しくなると聞いていたので、この時期にしました。
中学生の頃は他塾の英語に通っていましたが、本格的な受験塾ではなくネイティブと話したりする塾で、全然英語の成績が伸びませんでした。だから、高校では受験に強い塾に移るつもりでした。
山田:
私は高3の夏期講習からです。文転したので「地歴で人と差ができてしまう。何かでアドバンテージを取らないとヤバイ」と思っていました。
グノに通っている学校の友達が多くて、私が「英語どうしようかな?」と相談したら、「グノがいいよ」と教えてくれました。他塾をいろいろ見ている時間もなかったので、グノの英語に通っている人が多いのを信じました。
グノーブルに通ってみて
今井:
毎回グノに向かうのがとても楽しみでした。先生が用意してくださる英文はいつも面白いので、それを読みたくて体が欲する感じでした(笑)。
授業中は何度も当てられるので緊張感があって、「先週の復習をちゃんとしてから行こう」という気持ちもいつもありました。
杉崎:
僕は基本的に塾が好きではありませんでした。でも、グノには「このテストで何点を取らなければいけない」という重苦しい雰囲気がなく、本当に先生も楽しそうだし、一人ひとりの名前も覚えてくださって、とても良い雰囲気なので、グノに行く前の電車で「嫌だな」と思ったり、足が重たくなったりしたことは一度もありませんでした。
毎回学校で読むのとは全然違ういろんな英文が教材として用意されていて、それが楽しみでした。
山田:
私は高3の夏期講習からいきなり入ったので、最初のうちは、授業のペースが速かったり、急に当てられたりして、「ハードだな」と思っていました。ついていくのに必死で、解説を聞くだけでも精一杯でした。
それが、1か月くらいで慣れてきて、段々と自分で考えて「こういうことなんだ」と納得しながら授業を受けられるようになりました。授業の内容を吸収できるようになったら、グノの楽しさがわかるようになっていきました。
鋒山:
僕の学校では11月に文化祭があって、高3生も積極的に参加します。そういう時期は「文化祭を優先したい」と思うこともありました。でも、グノの授業に出てみると、「出て良かった」と思えたし、むしろ「出ていなかったらかなりまずかったな」と思ったりもしました。
先生方は授業の内容と絡んだ雑談をしてくださって、それが本当に面白かったです。添削していただいた答案の点数が良くない場合は気落ちしましたが、その後の解説はいつも楽しみでした。
英語の成績の伸び
今井:
英語力は本当に伸びました。伸びた一番の理由は、ずっとグノを信じて、グノの教材をやり込んだからです。
特に伸びたのは高3の夏休みでした。自分で勉強できる時間が増えた時、グノの高3カリキュラムに入ってからの教材を「もう一度復習しよう」と思って、2周、3周したのが効果的でした。
杉崎:
僕もかなり伸びました。先生に何度も言われたことですが、まず次の日までに授業で習ったことの知的な理解を徹底し、知識の習得にも努めて、その週の教材を体になじませるための読み込みを毎日やりました。
24時間以内の徹底的な見直しを通して、「授業で先生がこんなこと言っていたな」と思い出しながら完璧に理解するようにしていました。そうすると、その後の1週間は新鮮な記憶のまま復習できるので、楽しく勉強を継続できました。
山田:
以前は他塾の英語を受講していましたが、いろんな大学の過去問を先生が解説して、生徒は板書を写すという授業スタイルでした。予習してから解説を聞くまでに時間が空くので、自分の間違いを思い出しにくくなって、鮮度が落ちる感じでした。
一方、グノは、過去問よりも高度な内容の英文を扱っていましたが、演習してすぐに解説に入ります。「どうして間違えたのか」「どんな考え方をして答えを書いたのか」が新鮮な状態で解説を聞けるので、理解が深まり、自己分析にも役立ちました。
グノには高3の夏休みから通い始めたのですが、他科目の遅れを補えるところまで英語を伸ばせたと思っています。実際に本番の試験が終わったあと、「英語はできた」と手応えを感じました。
鋒山:
僕は中1から通っていましたが、最初の1、2年くらいは宿題だけやっつけでやっていたので、ずっと下のクラスでした。
でも、中3の時に「さすがにまずいな」と思って、一応テストの前だけはきちんと勉強して、そこから復習の量を増やしていって、少しはマシになりました。
高1からはずっと一番上のクラスにいられるようになりました。「やっぱり復習が大事だったんだな」と思います。
それから、グノには中学生からGSL*があります。ディクテーションをきちんと書けないと早く帰れないので、最初の頃はそれが嫌で勉強していたら、英文法の基本例文は自然と頭に入っていきました。高校生になってからの成績の安定に関係していると思います。
*Gnoble Sound Laboratory:中1から高3までの6学年すべてに毎週用意されているオリジナル英語音声教材。合理的練習法(ワークアウト)も確立されており、英語が得意なグノーブル生の土台を築いています。
GSLの効果
山田:
家では音読をしていました。「少しずつ毎日やろう」と決めていて、授業でやった分を考えて、計画的に1週間で身につけられるようにしました。
グノの読解で扱われる英文は、他の塾では多分扱わないんじゃないかと思うレベルの英文ばかりで、内容がとても高度で頭の訓練をしているような印象も受けました。解説を一生懸命聞いていたのに、復習していると理解できていないことに気づくこともよくありました。
そんな時には先生にメールで伺って疑問点を解消し、その上で読み込みに励んでいました。やっているうちに、「そういうことを言っているんだ!」と筆者の主張がすっきりわかり、全体の流れもきれいに見えて、それが快感でした。
今井:
私も音読を大事にしていました。普段はお風呂でGSLを聞いていて、それを続けていたら、英文を読むスピードが速くなり、英語を英語のまま理解できるようにもなりました。
英語のまま理解できるようになってくると、文法の知識を使って日本語で英文を解析していくのではなくて、感覚的にわかることが増えるので、スピードも格段に速くなります。
それから、英文を自分で書く時に文がスラスラ出てくるようにもなりました。お風呂場でのリスニングを始めたのは高2の最後くらいからです。「そういうふうにやっている先輩がいる」と先生に教えてもらったので、自分も同じことを始めたんです。お風呂には毎日入るのでリスニングを習慣化できました。
鋒山:
要約*の点が悪かったり、読解の授業の時に解釈が難しい英文に出合った時には、先生に「しっかり音読しておいてね」と言われます。
そういうところを中心に、最初にパッと読んでもうまく意味が取れなかった箇所を自分になじませていく感覚で、集中的に音読しました。
リスニング教材の音読では、自分が言いたいことを自分で喋っているつもりでまねしていたら、スピードに慣れて、聞き取る力が上がりました。
中学1年のうちはあまり勉強していませんでしたが、授業のテキストの基本例文を覚えるため声に出していたので、それも効果がありました。
杉崎:
僕も毎日音読をしました。音読を続けると、暗記ではなく、脳の奥に染み込むというか、英文が体に染みていく感じで、自分の脳が英語脳に近づいていきます。
染み込んでいる英文は、自由英作文の時にもすぐに応用できます。他の英文の解釈にも役立ちます。内容がちょっと変わっても、同じような形をした英文は無限にあるからです。
山田:
私は要約の英文は何回も音読しました。音読の回数を重ねると、大事な部分と大事ではない部分が自然とわかるようになって、「ここは大事なんだよな」と自分に言い聞かせながら読めるようになります。
そうすると、他の文章を読んでいても、読みながら「ここは筆者の言いたいこと」とか「ここは言いたいことの説明」「言いたいことの例示」というのがわかるようになって、文の流れがきれいに見えるようになりました。
*SUMMING-UP LABORATORY:高3の英語(読解)で毎回実施される英文の要約演習。生徒一人ひとりの答案を担当講師が添削・採点して返却。音声教材も完備。知的にレベルの高い「読解力」の土台を築けるばかりではなく、「聴解力」「作文力」「話す力」や「プレゼン力」も鍛えるグノーブル独自の仕組みです。
英単語の覚え方
鋒山:
単語帳は一時期使っていましたが、途中で使うのをやめました。
パッと覚えるのに単語帳が便利そうなのですが、どうしても効率重視になってしまい、最初のほうに書かれている意味だけを日本語で覚えていくことになりがちでした。
日本語の意味を知っていれば、その英単語がわかった気にもなっていました。
でも、授業で当てられて訳していくと、先生からは頻繁に「文脈を考えてもっと柔軟に解釈してください」と指摘されました。
先生が「この単語は、前に出てきた別の語の言い換えだから」と、英和辞典には載っていない意味でその単語を訳していくこともありました。
そういう経験から学んだのは、文章の流れを理解して単語の意味を捉えることの大切さです。柔軟に意味を捉えるには語源を踏まえるのが有効だということにも気づけました。
グノでは、英単語を語源から説明してくれます。そしてその単語のイメージを、先生が黒板に絵で描いてくれたり、動作でやってみせてくれたりしました。語源から意味が派生していくのも例文と共に説明してもらえました。
先生はよく、「英単語と日本語の単語の意味がぴったり一致することはほとんどない」とおっしゃっていましたが、その意味が今ではよくわかります。
杉崎:
グノに入る前までは、僕も単語帳を赤シートで隠して覚えていました。その覚え方だと、単語の羅列の流れとか「あのページの左下」という感じで覚えてしまうので、いざ緊張した時、意味が全然出てこなかったり、「どっちがどっちだっけ?」となったりします。
でも、グノに入ってからは、先生が毎回、どんな単語に対しても成り立ちを教えてくださって、同じ語源を持つ単語も並べてくださったので、頭が整理できたし、語と語のつながりで単語を覚えられました。
いろいろな単語の派生的な意味も無理なく頭に入るようになりました。
結果として、緊張して意味が出てこなくなることもなくなって、語彙力が本当の意味で伸びました。
山田:
私の学校では単語帳のテストが高1からあって、以前はその対策を結構しっかりやっていました。例文の中に5、6個くらい新しい単語が出てきて、例文を覚えればその単語も覚えられるというコンセプトの単語帳でした。
高3の春に「もう1冊単語帳をやったほうがいいのかな?」と思って単語帳を買いましたが、グノに入って「ひとつの意味を覚えるだけではダメだ」とわかったので、その単語帳はやりませんでした。
単語は基本的な意味を知っていても、必ずしも応用がきくわけではなく、文脈から想像しなければいけないことがほとんどです。このことがわかってからは、学校の単語帳で覚えた意味をベースにして、グノで新しく知った単語や、基本的な単語の知らなかった意味を補足していきました。
今井:
私も高3の最初の頃に「単語帳をやろう」と思いましたが、単語帳の暗記はつまらないし、一対一で覚えていたら受験が終わったあとにすべて忘れそうだったので、「将来にとっても良くないのでやめよう」と思ってやめました。
グノの先生が勧めるやり方なら、文脈から意味を推測できるようになるし、応用もきくし、第一につまらない作業も不要なので、グノのやり方のほうが自分には合っていました。
グノーブルの英語と東大本番
今井:
教材はいつも面白いものでした。解説も面白かったです。先生の教養あふれるかなり深い雑談や小ネタも聞けたからです。
例えば、新高3としての授業が始まった頃は、まだ新型コロナウイルスは局所的な流行でした。そういう時にすでにコロナ関連の時事ネタも柔軟に取り入れてくださっていました。
日本での自粛期間中には、アメリカの学生たちが新型コロナについてどんなことを考え、どんな活動をしているかという現地の報道も教材になりました。
時事的な話題ばかりではなく、とにかく教養が深まって面白い話題が教材になっていたので、いつも母親に「こんなことがあったんだよ」と伝えていました。
そのおかげで、英語だけでなく他の教科の力にもなりました。東大模試で他の教科の問題を解いている時、特に現代文で「これは、この前グノの英文でやった」となることが多かったです。それから、私大の小論文対策をする時も、グノで読んだ英文でカバーできました
杉崎:
グノの教材には時事ネタが多くて、臨場感があります。「本当にこのニュースが現代の世界に流れているんだ」というのが伝わってくる文章は楽しかったです。
とにかく、知っていると教養になる話ばかりで、僕たちの糧になる教材でした。
鋒山:
11月の文化祭前後は疲れていて、授業には遅刻して参加していました。そんな疲れている状態でも、グノの授業に出ると目が冴えました。
東大の入試本番では、正直なところグノの教材よりも若干簡単だと思いながら解いていました。
本番のリスニングの途中で聞き逃しそうになったこともありましたが、以前模試で似た経験をした時にグノの先生に相談したことがあったので、先生のアドバイスを思い出して余裕を取り戻せました。グノで習ったことを本番でも有意義に活かせました。
山田:
本番は他の科目で失敗したこともあって、「最後の英語で何とかしなければならない」とプレッシャーのかかる状況でした。
東大の英語ではいろいろなバリエーションの問題が出題されますが、「全部グノでやったので大丈夫」と自分に言い聞かせながら問題に向かっていきました。
時間配分についても、自分が間違えやすい弱点についても、「グノであれだけ自己分析できたから大丈夫」と自信を持って対処できました。
本番の試験では、緊張している中で自分の最大限の力を出せたと思います。
杉崎:
僕も、入試本番は模試のどの時よりもできて、本当に「調子がいい!」と思えるくらいでした。特に第5問は、現代文に出てきそうなエッセイで、結構入り込まないと内容をつかめない文章ですが、それもグノでの演習時のように解釈していくことで、「わかる!」となってうまくいきました。
今井:
グノの教材が東大入試に役立ったことは3つあります。
1つ目は、東大の英語では、理系文系問わずいろんな分野の英文が扱われますが、グノの教材で鍛えた総合力でカバーできました。
2つ目は、東大の英語はかなり量があって時間が厳しく、私も高3夏頃は「終わらないかも」と思ったほどです。でも、グノの英語についていけば、入試前には時間内に終わるようになれます。
3つ目は、授業内演習は周囲に人がいて緊張感が生まれるので、それが本番でも活かせることです。緊張した中でも、英文を読んだら自然と内容が入ってくるようになりました。
グノーブルの数学
鋒山:
僕の学校は数学が得意な人が多くて、僕は完全に落ちこぼれだと感じていました。
学校の授業だと、訳のわからない数式がいきなり出てきて、わかっている人たちはわかっているけれど、僕は全くわからないという状況が何度もありました。
また、きれいな答えを見せられればそれが答えになるのはわかるけれど、自分がどうやってそれをまっさらな状態から導けるようになるかがわかりませんでした。
そこで、高3の時に、数学はすべてグノを信じることに決めました。
グノの数学では、「どういう動機で問題を解けばいいのか?」を日本語でわかりやすく説明していただけました。そのおかげで数学が苦手な人間でも、戦略というか、「どういうところから考えていけばいいのか」がわかりました。
セルフチェックシート*は、解けた問題に関しても、もう一度考えてみるきっかけになりました。「他に解き方があった」とか「最初に無駄なことをして時間をロスした」とかは、このシートに向かうからこそ気づけます。
間違った問題は当然気をつけますが、正解した問題に関しても質の良い勉強につなげられたのはこのシートのおかげです。
もちろん、自分のミスに対する理解も深まりました。数学は○×をつけて終わりになりがちですが、自分で考える機会を課題としていただいたことは有意義でした。
最初はセルフチェックシートの記入には少し苦痛が伴いましたが、必要なこととして受け入れていくうちに、自分の糧になっていきました。
*セルフチェックシート:高2文系数学、高3数学で生徒自身が宿題終了後に記入するシート。解けた問題には「どう解いたか」、解けなかった問題には「何ができなかったか」などを記入。自分の傾向や理解度を分析して客観視し、次のステップへとつなげるグノーブル独自のツール。担当講師が目を通しコメントをつけて返却しています。
グノーブルの国語
鋒山:
高1で古文、高2で現代文、高3で東大国語を受講しました。
東大国語でお世話になった先生は、本当に話が面白かったです。古文の知識を無理やり詰め込むのではなく、話の背景や関連事項を膨らませながら解説してくださり、授業が単調になることはありませんでした。
英語と同じく国語も授業中に当てられるので、知識の確認もできました。古文の単語や知識をそれだけで扱うのではなく、文章を読んでいく中で学習するスタンスだったので、英語と同じでした。
グノーブルの先生
山田:
以前の塾では先生がマニュアルどおりに教えている感じがあって、質問をしても「こうだからこう」とテキストどおりでした。
一方、グノの先生方は熱意にあふれていて、生き生きとしていらっしゃいます。クラスにいる全員が当てられる緊張感もあるし、「一言も逃さずに聞きたい」という意欲を持って聞いている雰囲気もありました。
グノに移ってからは、先生の話が速くて解説も面白くて、必死に聞いて、必死にメモを取っていたので、頭がフル回転していました。
杉崎:
先生方は皆さん、本当に英語が大好きで、活力にあふれている印象でした。どの先生からも本当に僕たちのために授業をしていることが伝わってきましたから、心から信頼できました。
読解の先生の授業を初めて受けた時、先生が教室の中を走っていて、「この先生はエネルギーのかたまりだ、すごい」と思ったのをよく覚えています。
今井:
どの先生からも熱意を感じました。高1や高2の時は、宿題の手を抜いた時期もありましたが、先生に励まされて「しっかりやろう」という気持ちになりました。
高3の時の先生は、間違ったことを答えた生徒たちに、「全然失敗していいんだよ。練習段階での失敗は全部成長につながるから」というようなことを、いつも言ってくださいました。失敗を肯定してくれる授業は居心地が良くて、「次も頑張ろう」と思えました。
メールで質問しても数時間で返信があったり、添削も夜遅い時間でも返してもらえて、最後までフォローしていただきとてもありがたかったです。
鋒山:
僕は特に数学の先生にお世話になりました。何回か質問にいって、特別に時間を取っていただいて、2時間くらい喋っていたことがあります。
あまりよくわかっていなくても、先生と話しているうちに「どうしてわかっていなかったのか?」が明確になっていきました。「何となくできないです」みたいなどうしようもない質問を持っていっても、何らかの形で具体的なアドバイスや明確な方針をいただけたのもありがたかったです。
後輩へのアドバイス
今井:
「東大の英語は難しい」と言われますが、グノを信じて勉強していれば大丈夫です。グノの先生の言うことを聞いて、特に授業で扱った教材の復習をやり込むことを大切にしてください。
山田:
東大の英語は難しいですが、グノの英語よりは簡単です。東大の英語のあらゆる出題形式を網羅しているグノの教材を徹底的に復習して、わからないところをすべて潰せば、東大にも受かります。
私は高3の夏からでも受かったので、本当にしっかりグノについていけば大丈夫です。
杉崎:
本番は緊張してしまうけれど、そういう時に助けてくれるのは、毎日継続してきた音読です。英語は継続が大切なので、そこを頑張りましょう。
とはいえ、嫌いだと毎日続けるのは難しいので、「今日もグノを楽しむぞ」という気持ちで授業に臨んで、復習も楽しんでやってほしいと思います。
鋒山:
グノの先生は復習をとても強く勧めます。僕自身は復習に関しては反省点もありますが、だからこそ、復習をきちんと頑張ってほしいと言いたいです。
やはり、英語の音読や数学のセルフチェックシートの確認は徹底的にやるのがいいと思います。
それから、国語の先生にアドバイスいただいたことですが、東大は科目数が多いので、1科目で自分のベストが出せなくても引きずらず、「全体として合格点を取れば良い」と考えて、特に2日目で立て直すことが大事です。僕は数学でちょっと失敗しましたが、そのアドバイスを思い出して気持ちを切り替えて合格できました。東大受験生にはこのことを意識してもらいたいです。