東京大学理系 Part 3

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小俣(おまた) 要介(ようすけ)さん(理V・海城)※慶應義塾 川口(かわぐち) 泉美(いずみ)さん(理U・女子学院)
田邉(たなべ) (もえ)さん(理T・桜蔭) (はやし) 峻平(しゅんぺい)さん(理U・海城)※慶應義塾
※東大以外の医学部合格大学

東大志望の動機
小俣:高1の時、目指すなら一番上を目指したいと思ったのがきっかけです。当時は理科T類志望でしたが、その後医学部志望に変わったので医科歯科大を目指すようになりました。勉強しているうちに成績が上がって、最終的な目標を理科V類に決めました。
林:僕は中1くらいから東大にという思いがずっとありました。小さい頃から親に五月祭などに連れて行ってもらっていたので、東大への憧れが刷り込まれていたんです。
 中高で医学部や他大学にと思った時期もありましたが、やはり最後は東大に惹かれました。
田邉:私は高2の冬や高3の春、進路を学校に提出しなければならない時に初めて志望大学を考えました。周りに東大を目指す人が多いので、東大がいつも視野に入っていたというのもあります。
 東大は自分が目指せる一番良い環境ですし、興味のある分野で有名な教授もいらっしゃいます。それに、幅広い分野を学んでから自分の進路を考えられる進振りも魅力でした。
川口:私も高2頃から東大を意識し始めて、きちんと決めたのは高3になってからです。
 将来は国連のWFP*で働きたいと思っていますが、そのためにはどういう学問を学んだらいいのかがわからないので、教養学部でいろいろ学びたいと思っています。
*WFP(World Food Programme):世界食糧計画
入塾のきっかけ
川口:私は中3の冬頃です。周りの友達がグノに通っていて、「楽しい」「英語力が上がる」という評判を聞いていたのがきっかけです。親も情報提供してくれましたし、自分でも友達にどういう塾がいいのかを聞いて、「グノが良さそうだ」と思いました。
 講習だけはいろんな塾に参加しましたが、詰め込み型だったり、受験科目として英語を勉強している印象があって、私には合いませんでした。
 グノは英語を通していろんな知識が学べる授業だったので、それがとても気に入りました。
田邉:私は高1の春です。周りの友達が自分の知らない文法用語の話をしているのを聞いて、「学校だけで英語は大丈夫なのかな?」と不安になりました。
 その頃、仲の良い友達の多くがグノに通っていて、とても楽しそうでした。部活が忙しかったこともあり、グノは宿題の量もちょうど良くて「これなら続けられそうだ」と思いました。
林:高校1年に上がる時に「塾に通おう」と思いました。英語なら「グノがいい」というのは、兄の同級生のママ友から聞いていました。
 中3から高1の春休みにかけていろんな塾に行ってみましたが、他の塾よりグノがなじみやすかったので、入塾を決めました。
小俣:高校1年の冬に入塾しました。林君がすでにグノに通っていて英語が優秀だったので、「自分もグノにしよう」と思いました。宿題の量が多くないのも決め手になりました。
グノーブルの話題
小俣:海城にはグノに通っている人が多くて、グノの話や先生の話をよく耳にしました。先生のまねをしている人もいました。
林:グノでは毎回の授業で添削があるので、その結果について良かった時も悪かった時も話題にしていました。落ち込んだりちょっと得意になったりしながら、互いに競い合えるのはいい刺激でした。クラス分けテストのあとでもそのことを話題にしていました。
田邉:高3になると私の学校でもグノに通う人の数が増えて、やっぱり先生方の身振り手振りをまねしたり、グノで扱った英文の内容が話題になったり、難しい解釈についてはみんなで「こうじゃない?」と話し合ったりしていました。
 英文の要約演習のこともよく話題になりました。読解の授業は毎回要約演習が最初で、これはその場ですぐに添削もしていただけて解説もされるんですが、とてもレベルが高くて本当に鍛えられました。中には全然点数が取れなくて「納得いかない」と言っている人もいました(笑)。でも壁を乗り越えると英文の全体像がすっきり見えてくるようになるんです。
川口:私の学校でも、仲の良い子にグノーブル生が多かったので、テストの結果や先生についてよく話しました。
 「何であんなに早口で授業できるの?」とか「どれだけ授業の準備しているの?」という話で盛り上がることもありました。用意される教材が興味深いものばかりだったし、先生の解説は英文の背景にまで及ぶので、深くて面白かったんです。
グノーブルの英語
川口:良かった点はいっぱいありましたが、特に英文のセレクトがとても好きでした。他塾は過去問の演習ばかりですが、グノは違いました。過去問もあるけれど、科学雑誌の記事や時事ネタとか一般の本からの抜粋も多くて、英語の力がつくだけでなく、教養も深められました。
 センター試験の社会の勉強を始めた時に、グノの英文のおかげですでに自分のものになっていた知識とリンクすることが多くて、それが何だかうれしかったのを覚えています。
田邉:私も教材の内容に魅力を感じていました。
 私は日本語も含めて文字を読むのが好きで、新聞も毎朝読んでいましたが、グノで扱う英文は知的な刺激にあふれていました。「こんな研究があるのか」とか「この考え方は面白い」と思えるものがたくさんありました。日本語に置き換えてしまうとかえってわかりにくい哲学の話もあったりして、言葉と思考について考える読み物としての面白さを味わえました。
林:授業の最初に演習をして、添削から解説までその授業内でしてもらえるのがとても良かったです。他塾だと、予習してきた英文を解説されたり、授業内で解いた問題の解説が次の週だったりと、間が空きます。英文を読んでから1週間もたつと内容が抜けてしまいます。
 一方、グノの授業内演習では、自分で解いて疑問が湧いたところにすぐ対処できました。
小俣:記憶が新しいうちに話を聞ける授業内演習は僕にも大きな魅力でした。他塾の英語は「大量の宿題!」というイメージがありますが、グノの宿題は量が多くありません。
 大量の宿題で苦しむことがないのに、効果も効率も上がって、それは模試の結果にも表れていました。
 グノの宿題といえば音読です。音読することで黙読では読み飛ばしそうな内容が浮き彫りになって、理解できていないところも明らかになります。そういうところは必ず先生に質問して解決していました。
 音読は眠くならないですし、毎日続けていると口も耳も英語に慣れてきます。先生がおっしゃっていたように、スピーチコンテストで壇上に立っているように読むことを意識してやっていました。
林:僕も、音読を続けたおかげで、英語の言い回しが自然と身につきました。英語の表現の型や流れを把握できるようになって、初見の英文でもどんどん頭の中に入ってくる感覚が養われていきました。
 英文を読んでいて、「こういう言い方は前にもあったな」と思えると、とたんに身近なものに感じられるという経験も増えました。
田邉:音読はまず楽しいんです。シャワーを浴びている時に、ふとGSL*のフレーズが口から出てきてどんどん続けられると、それだけで英語が得意になった気がして楽しめます(笑)。
 それに、黙読より音読のほうが丁寧に読めました。英文を目で読むだけだと頭に入りにくいですが、音読だと集中できます。
 音読に慣れてきて自分なりの復習の仕方が確立できてからは、英単語や派生語が自然に覚えられるようになったし、筆者の主張やその補足説明、例を挙げているところなどもちゃんと意識できて、総合的な復習が音読だけでできるようになりました。
*GSL(Gnoble Sound Laboratory):中1から高3までの6学年すべてに毎週用意されているオリジナルの英語音声教材。
川口:他塾の英語はとにかく書いて覚えることが中心でした。一方、グノは音読中心で、受験勉強を超えて、きちんと英語が身につきました。
 音読しているうちに英語を速く言えるようになって、「できている」という実感もありました。音読しているだけで自分の成長がわかるんです。音読した英文は、書いて勉強しただけの英文とは違って、「いつ頃に読んで、こんな内容だった」と今でも覚えています。定着度がまるで違いました。
 それから、GSLの音声がきれいで、聞きやすくてまねしやすかったです。自分で読んでいても楽しいし、聞いていても楽しいので、音読を続けられました。
 先生がよく「壇上に立って演説するように音読すると楽しい」とおっしゃっていたので、このことを意識して音読してみたら本当に楽しかったんです。他の教科の勉強に飽きた時、音読が気分転換になりました。
小俣:一番上のクラスでなかった高1の頃、僕はまだグノを完全に信用していなくて、「単語帳をやらないと英語の土台を築けない」と思っていました。だから、高1までは単語帳に取り組んでいましたが、英文を読んでいくにつれて、英文の中で単語を覚えるようになりました。
 グノの良さに気づいたのはその頃からです。語源を知りながら単語を覚えるのは、アルファベットの羅列を覚えるのと違って楽しいし、英文の中で覚えていくから作文する時にも使い方がわかります。
林:僕は小俣君と違ってグノを疑って、ということはありませんでしたが(笑)、単語帳は中学生の時から持っていて、高1の時までにはバーッと覚えてしまっていました。単語がわからないせいで、読めない英文があるのは悔しかったので本気で単語帳をやったんです。
 ところが単語帳で単語を覚えていても英文は表面的にしか読めないんだと、内容が難しくなればなるほど思い知らされました。単語の意味を日本語で覚えているから一応は訳せるんですが、「ところでそれはどういう意味?」とグノで先生に聞かれても、全然説明できないことがよくありました。
 英語と日本語はぴったり一致していないので、単語帳に載っている意味を覚えていても解釈できないという経験がどんどん増えていったのです。
 ところが、グノの解説で英単語の成り立ちを聞いたり、先生が黒板や体を使ってそのイメージを表現するのを見たりしていると「なるほど」と腑に落ちました。英単語を日本語に対応させて覚えていくやり方には限界があって、そのやり方を抜け出してから本当に英文が理解できるようになったのだと思います。
 グノの授業で理解して、音読で定着させるという効果的なやり方がわかって以降、つまり高2から受験まで、ほとんど単語帳を開くことはなくなりました。
田邉:グノに入る前に私も単語帳を買っていました。周りの友達も単語帳をやっていて、私も以前は、当たり前の勉強として単語帳の暗記をやっていましたが、それで英文がスラスラ読めるようになったわけではありませんでした。和訳はなんとかできても、その英文の意味がわかっているわけではなかったので、グノの要約は全然歯がたたず、スピードも遅かったので時間内に演習を終えられませんでした。
 高2・高3では、勉強のやり方を変えました。グノの解説で語源や単語のイメージをつかんでから英文を音読することにしてみたところ、段々と本当の意味で英語が読めるようになりました。
川口:私も市販の単語帳を一周したことがありましたが、全然覚えられませんでした。それで、グノで習った語源とか単語のイメージを単語帳に書き足していくという使い方に変えました。結果としてかなり便利なノート代わりになりました。
小俣:グノの勉強法は独特なので不安を抱いた時期がありました。他の科目で他塾にお世話になっていて、そこの英語教材がやたらと多かったし、その塾では単語帳の暗記は当然必須だったんです。
 そこで1回だけそこの講習を受けてみたことがあります。すぐに「合わない」と思いました。英語を言葉として生き生きと学べる授業とは全然違いました。この講習を受けたおかげで、グノの良さに改めて気づけました。
川口:私も、他塾で英語の講習会に参加しました。これがもうびっくりするくらいつまらなくて、「ここでずっとやっていたら私は英語が嫌いになる」と思いました。
 勉強で大事なのは、その科目を好きになることです。グノでは、先生自身が英語を楽しんでいて生き生きとしています。だから解説を聞いているだけで楽しいし、先生のジェスチャーも記憶に焼きついていくので、英語自体が楽しくなるんですよ。英語を好きになれるのがグノの授業の大きな魅力です。私も、他塾の講習を経験したことで、「私にはグノしかない」という気持ちになりました。
林:高3で東大模試を受け始めた時にはグノの授業に不安を感じたことがありました。他塾では東大の過去問をたくさん解き、東大入試に合わせた演習をしています。グノでは、先生方がいろいろなところから集めた選りすぐりの英文を教材として扱います。そのため教材はどれもとても興味深く、先生の解説も面白いのですが、東大の形式に慣れていないことに不安があったんです。
 でも、模試の点数で他塾の人たちに比べて不利になることはありませんでした。「きっと彼らは東大の入試問題には対応できるけれど、将来論文や本などで英文を読みこなす上では困るんだろうな」と思いましたし、自分はそこに対して自信を持っていたので、「グノを辞めて他塾に移ろう」という気持ちには全くなりませんでした。
英語の力が伸びた時期
川口:自分の英語の力に自信が持てるようになったのは高3の冬ぐらいになってからです。
 グノで扱う英文には深い内容のものがたくさんあって、自分ひとりで読んでいる時には意味が理解できないこともたびたびあります。たいていは先生の解説を聞くとすっきりするんですが、高3前期で扱った英文の中に、解説を聞いて復習してもどうしてもわからない英文がありました。
 語彙力不足というわけではなく、なぜか内容が頭に入ってこなかったのですが、それを高3の冬に復習し直したら、「何がわからなかったんだろう?」というくらいスラスラ読めました。
 グノの先生がよくおっしゃることの中に、「大人に向けて書かれる文は、大人だったら当然持っているはずの知識や教養、思考力や想像力などの土台を前提としている」という言葉があります。様々な英文を読む経験を積んで土台も整ってきて、音読で英語の息づかいまでも感じられるようになったのかもしれません。この時「英語ができるようになったんだ」と実感しました。
田邉:今は受験レベルの英文なら比較的楽に読めるようになりましたが、これはやはり積み重ねの成果だと思っています。グノに入った最初の頃は単語力もなくて英文の構造もわからなくて全然読めませんでした。
 グノの授業で扱った英文を、それこそスラスラッと口から出てくるくらいまで音読して自分のものにすれば、英語の力だけでなく教養としても積み重なっていきます。
林:高校1年の冬に受けたセンター試験同日模試で、英語が180点でした。周りの人たちがあまり得点できていない中でしっかり9割近く取れていたので、「英語が得意科目になった」という自信につながりました。他の模試でも英語は点を取れていて、「英語は勝負できる科目だ」と思っていました。グノに通い始めた高1の1年間で、受験レベルの英語力まで一気に引き上げられていました。
小俣:その頃の僕は林君と違って、外部模試でも英語は苦手科目でした。グノに入って毎週英文を読むにつれて、前よりも読めるようになっていくという手応えを感じていました。高2のセンター模試では、その前の年よりも50点くらい上がっていました。
グノーブルの先生
小俣:本当に素晴らしい先生方でした。熱意がいつも伝わってきましたし、先生方の授業にはしっかりとしたバックグラウンドがあって、英文の内容を正しく読み取るには学問的にも社会的にも幅広い知識が必要だということを実感させられました。
林:一番印象に残っているのは、「日本語と英語を一対一で対応させていたら、あっという間に限界に達する」という先生の言葉です。自分の英語に対する向き合い方が変わりました。全く異なる言語だということを前提に、英語を英語のまま読もうという心掛けをするようになりました。
 それから、「文字は記号にすぎないから、記号の奥にある動作や感情や概念を実感しなければいけない」という言葉にもハッとさせられました。
 先生は、ただ問題を解いているだけでは気づかないことをきちんと言葉にして僕らに伝えてくださって、それが毎回刺さっていました。先生が教えてくださった英語に向かう姿勢こそが、グノで得た大きな財産でした。
田邉:グノの授業がとても楽しかったのは、教室の中の空気をつくっている先生の存在です。先生は高校生の私よりもエネルギッシュです。びっくりするくらい早口で、身振り手振りもその単語にぴったり合っていて、思わずまねしたくなりました。
 私はそういう授業の一場面をイラストにして英文の解説の合間に書いていました。復習する時に「先生はこういう表情で、こういうトーンで読んでいたな」と自然と記憶がよみがえります。復習でも授業を受けているような気持ちになって、音読がさらに楽しくなりました。
川口:私もやっていました(笑)。先生のジェスチャーとか擬音語や擬態語をメモしていました。そうすると、家で復習する時にはっきりと映像が浮かんできて、イメージが視覚的にも思い出されました。
 それから先生はよく、英単語の定義を黒板に「オックスフォード君によるとね」と言いながらスラスラと英語でも書いてくださいました。英語の定義だと日本語で説明されるよりもはるかに明快でした。
 それから、グノの授業が生き生きしていたのは、先生が私たちとやりとりしながら解説を進めてくださったからだと思います。当てられた時に私たちがわからなくても、「じゃあこれは?」と派生したことを尋ねてくださって正解を言わせてもらえるんです。たとえ間違ったことを言っても、丁寧にちゃんと説明してくださいました。
 授業中はいつも「間違ってもいい」「ありのままでも受け入れてもらえる」という感じがありました。さらに、一体感というか、クラス一丸となって勉強している雰囲気があって、それも含めてグノの授業が好きでした。
田邉:私は最初の頃、間違うのが嫌で目を伏せようとしていました。でも、先生の解説が面白くて、先生の熱意に元気をもらえるので、つい顔が上がっちゃうんです(笑)。
 ただ、あれだけテンポの速い授業で、いつ当たるかなという緊張感があったので、長時間の授業中でもずっと頭は活性化させられていました。
 時々、先生が「これは誰が一番最初に反応できるかな」と言ってクラス全員に向かって質問されることがあって、そんな時には頭はフル回転でした。正解した時はとてもうれしかったです。
小俣:最初の頃「当てられたくない」と思っていたのは僕も同じです。でもこの緊張感と楽しさがグノの授業の魅力です。どんなに短い授業でも眠くなることはありますが、グノの長時間の授業はいつもずっとしゃきっとして受けられました。
林:高1で入塾した当初は戸惑いや緊張がありましたが、すぐに当てられることのメリットのほうが圧倒的に大きいと感じるようになりました。間違えたところが自分の中で成長できるポイントになります。そこは、音読をしていても思い出すので記憶に定着しやすかったです。
グノーブルの環境
小俣:グノは振替が柔軟でした。部活がある時に曜日をずらせるのは大きかったです。
林:振替が柔軟なので、例えば、人数の多い曜日の授業を少ない曜日の授業に振替て、できるだけ先生とコミュニケーションをとれるようにすることも可能です。僕はそういう授業を選んで、質問をたくさんさせてもらっていました。
川口:高2の時は部活の部長をしていて忙しく、変則的な予定も多かったのですが、グノは振替があるので、絶対に休むことなく授業を受けられました。
田邉:私にとってはアクセスの良さも魅力でした。学校から近い校舎と家から近い校舎のどちらもあって便利でした。
 校舎に入る時、警備の方が「こんにちは」と挨拶してくださるのも印象的でした。
大学入試の面接
小俣:学校の模擬面接で実際に練習していましたが、本番は「面接は重視していないな」という印象でした。
 東大では、医学部の志望理由と、あとは所属していた化学部についての質問がありました。
 慶應大の面接は一次試験の成績上位者が対象ですが、2回の面接のどちらも同じことを聞かれたので、形式的に面接をしているという印象を持ちました。
林:慶應大では確かに同じことを聞かれました。趣味の欄で書いた競技かるたやギターの弾き語りのことなど、僕が話しやすいところを聞いてくれて、圧迫感もなかったし、面接で大失敗した感じもなかったです。26日に結果が出て29日に面接なので、間の2日はノーベル賞の内容や薬の名前などを詰め込みましたが、結局役に立ちませんでした。
後輩へのアドバイス
田邉:私には「頑張って復習しなくちゃ」という概念が全然ありませんでした。グノの授業の内容を振り返って音読しているうちに、いつの間にか英語が読めるようになっていました。
 先生のちょこっとした話もメモしておくと復習が楽しくなるので、そういうところを工夫して、勉強を自分の楽しいものに変えていってください。「ちょっと数学に疲れたから、英語の音読をしよう」というように、楽しく勉強するのが理想です。
小俣:僕が自分で実感したのは「グノーブルを信じてほしい」ということです。僕は疑っていた時期もあったのですが、今は自信を持って、「グノを信じて勉強しよう!」と言えます。
 僕の場合、以前のグノレットで「グノーブルを信用してください」というメッセージを見ていたにもかかわらず疑った時期があったのでどう言ったら後輩に伝わるかわかりませんが、本当にグノーブルを信じてもらいたいです。
川口:グノの演習は東大型でないし、「過去問に取り組むのもセンター試験後でいい」と言われるので、私はびっくりして「本当に大丈夫?」と不安になりました。私も小俣君と同じように、グノレットを見てもグノを疑ってしまい、いろいろ比較もしました。
 それでも「グノを信じたら絶対に大丈夫」というのは今の私の確信です。グノと自分を信じて頑張ってください。
林:僕も同じ意見です。グノをしっかり信用すべきです。
 僕の場合、高3に入る時、後悔しないように「全部の英文で音読を10回ずつ1週間でやろう」と決めて実行しました。高3の8月まで部活をしていましたが、音読なら部活の忙しい期間でも継続してできました。
 部活引退後、本格的に受験勉強を始めた時も、グノのおかげで英語が安定していたので他の科目に時間を割けました。
 グノを信じて音読もしっかり継続しましょう。英語が自分を助けてくれる強い武器になります。



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